バスヒーターの選び方!沸かし太郎と湯美人を徹底比較!
当サイトでは、追い焚き機能がなくても、あたたかいお風呂に入れるバスヒーターを紹介してきました。
バスヒーターとは、お風呂の浴槽に沈めて、内蔵されているヒーターを電気で温める商品です。いずれの商品も「湯沸し」と「保温」ができ、工事の必要もなくご高齢の方からお子様まで、簡単に使えます。
はじめて、バスヒーターを購入しようとしている方を対象に、どの商品を選べば良いか。選び方のポイントや注意事項を解説します。
前回に引き続き、2種類の商品を徹底比較していきます。今回、比較する商品は「沸かし太郎」と「湯美人」です。
前回の記事:【徹底比較・バスヒーター編】風呂バンスVS沸かし太郎
そもそも、なぜバスヒーターが必要なのでしょうか。はじめての方には、とても分かりにくいと思いますが、大きく分けて2つのことが考えられます。
- 給湯器の機能に不満がある(追い焚きが出来ないなど)
- プロパンガス代が高いので節約したい。
大きな目的はこの2つですが、家族構成や使用頻度など、様々な使い方をされているようです。
それでは、「沸かし太郎」と「湯美人」の特徴を見ていきましょう。結論から申し上げると、大きな違いは、お湯を綺麗にする「浄化クリーン機能」の有無です。
沸かし太郎のポイント
「沸かし太郎」は、多用途加熱&保温ヒーターです。水から沸かす。お湯を保温。どちらでも使えます。それ以外にも様々な使い方が出来ます。震災等の非常災害の備えとしても便利です。
*「沸かし太郎」の商品詳細は、コチラのページでご確認ください。
一番のポイントは、使いやすさ。水位8㎝以上あれば使えます。
多目的使用を目的とした商品のため、コンパクトで使いやすい。お風呂の準備が面倒と思われている方でも無理なくお使い頂けます。
少ない水量で使用出来ますので、一人暮らしの方であれば、水から沸かすような使い方もできます。それに、温度調整機能が付いているため、冷めたお湯を湯沸し&保温するのに適していると思われます。
お湯を綺麗にする浄化クリーン機能がありませんので、毎日お湯を交換してください。
湯美人のポイント
「湯美人」は、浄化クリーン機能が搭載されたバスヒーターです。入浴中は電源を切って取り出す手間はございますが、24時間いつでも入浴できます。
*「湯美人」の商品詳細は、コチラのページでご確認ください。
この浄化クリーン機能があることで、約5日は同じお湯で入浴できます。その間、お風呂の準備も、お風呂の掃除も不要。24時間電源をONにしておくだけです。(但し、入浴中は電源を切って取り出してください)
プロパンガスの料金が高くてお困りの方は、大幅な節約が可能になると思われます。また、24時間風呂のように、いつでも入浴できるため、1日に何度も入浴したい方、入浴時間が不定な方に最適です。
欠点としては、商品代金が高い事(約5万円)と消耗品(年間5,000円)の費用が掛かることです。
【比較表】沸かし太郎VS湯美人
沸かし太郎 | 湯美人 | |
---|---|---|
保温 | ||
湯沸し | ||
消費電力 | 910W | 900W |
温度設定 | 【フリー設定】 30℃~45℃ダイヤル式で細かくお好みの温度が選べる(誤差±1℃) | 【フリー設定】 38℃~45℃ダイヤル式で細かくお好みの温度が選べる(誤差±1℃) |
浄化機能 | なし | クリーンフィルターと特殊活性炭お湯を綺麗に。で3日-7日に1度のお湯替えで済む(フィルターなどで浮きゴミなどの浄化が可能) |
湯沸しの時間 | 1時間に約3℃上昇(約200リットル) | 1時間に約3℃上昇(約200リットル) |
湯量(最低水位) | 約8cm以上 | 約35㎝以上 |
最大容量 | 250リットル | 250リットル |
電源コード | 電源コード:長さ2.5m コントロールコード:長さ3.0m | 電源コード:長さ3.0m コントロールコード:長さ3.0m |
安全装置 | 水位異常感知 ・異常温度上昇防止 ・ヒーター異常過熱防止 ・過電流防止 ・漏電防止 | 漏電防止・空焚き防止・過熱防止・水位異常感知・過電流防止など11種の安全装置 |
本体重量 | 0.72kg | 2.8kg |
製造国 | 日本製 | 日本製 |
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※カタログなどを参考にした数値です。実際に実験や検証をしたものではありません。
※「湯沸し時間」は季節や諸条件により異なります。
まとめ
「沸かし太郎」「湯美人」それぞれの違いを整理しました。
商品を選び際には、「どんな使い方をする?」「どのような効果を期待する?」を明確にしてください。また、「1日の使用する時間」や「家族構成」の重要になります。
簡単に短時間だけ使いたい方は、「沸かし太郎」。お風呂準備の無駄、ガス・水道代の無駄を節約したい方は、「湯美人」。このように目的によって選び方が異なるでしょう。今回はご案内しませんでしたが、バスヒーターには「風呂バンス1000」もございます。この3種の中から最適な商品をお選びください。