風呂バンスの最大の特徴は、冷たい水からお湯を沸かせることです。温めたお湯を用意する必要はありません。もちろん保温も可能です。
主な使い方は、
- 水や冷めたお湯を湯沸しする(お湯の温度を上げる)こと
- お湯を保温する(温まったお湯の温度を一定に保つ)こと
の2種類です。
お風呂のお湯を簡単に温めて保温できるという「風呂バンス」ですが、これを使ったら、どのようなケースで役に立つのでしょうか?
「自分たちの家族の場合にも、使えるの?」と疑問を持っておられる方がいらっしゃるかもしれません。
風呂バンスは、具体的にどんな風に活用されているのでしょうか?
今回は、風呂バンスを賢く利用できる活用事例を「お湯を保温する」と「水から湯沸かしする」に分けてご紹介します。
自宅のお風呂に追い焚き機能がないケース
「私の家は賃貸住宅で、お風呂に追い焚き機能がついていません。家族が5人もいるので、一番最後に入る私が入るときには、いつもお湯が冷めてしまっています。夏場はまだ我慢できるのですが、冬場の寒いときにはとても辛いです。風邪を引いてしまうこともあり、どうにかできないかと悩んでいます」
家族の生活時間帯がばらばらなケース
「私は、夜勤のある仕事なので、朝家に帰ってから一人でお風呂に入ります。すると、いつもお湯が冷めてしまっているので、お湯を捨てて、お湯の入れかえをしています。水道代がもったいないと思いますし、お湯を張るために待たないといけないのも、ストレスになります」
こんな時に風呂バンスを使ったら…【お湯を保温する】
お湯をためた後、ご家族お一人お一人がお風呂から出るときに、風呂バンスをお湯内に入れてスイッチを入れておきます。すると、お湯が保温されるので、次の家族がお風呂に入るときもお湯が温かいまま保たれます。
最後のご家族がお風呂に入るときもお湯が温かいので、もう寒い思いをすることはありません。
また、翌朝にお風呂に入る家族がいる場合、前日の夜にご家族がお風呂からでるときに、風呂バンスをお湯に沈めてスイッチを入れておきましょう。そうすると、風呂バンスでは、長時間の保温もできるから、翌朝になってもお風呂の温度はぽかぽかです。
夜勤明けのご家族が帰宅したら、すぐに温かいお風呂に浸かって、疲れた体を休めることが可能になります。
プロパンガスの料金を節約したいケース
「私の地域ではプロパンガスを使っているのですが、とても高いので、節約できないかと考えています。1人暮らしでも、風呂バンスを購入するメリットがありますか?」
給湯器が壊れたケース
「急に給湯器が壊れて、お湯が出なくなりました!水しか出ないのでお風呂に入ることができません。冬で寒いのに、お風呂には入れないのは、辛いです」
こんな時に風呂バンスを使ったら…【水から湯沸かしする】
風呂バンスは、お湯からだけではなく、お水からでも温め可能だからです。
まずはお水をバスタブにためて、風呂バンスを沈めてスイッチを入れておくだけ。そうしたら、給湯器がなくても、風呂バンスがお風呂を適温に温めてくれて、保温もしてくれます。
また、風呂バンスはプロパンガスよりも光熱費の費用が安いので、電気代の節約にも役立ちます。
これまでプロパンガスが高くて困っていた方でも、風呂バンスを利用したら、節約できる可能性が高くなりますよ!
ただし、プロパンガスの料金は地域によって価格が異なるので、どのような場合でも安くなるとは限りません。必ず現在の支払額と比較するようにしましょう。
いかがですか?
以上のように、風呂バンスは、「水から」でも「お湯から」でもどちらでも使えるから、とても便利です。ただし、水から沸かす場合、適温になるまでの時間が長くなりますし、電気代も上がります。沸かすときと保温の場合の違いに注意しましょう。
風呂バンスはご家族様にもお一人暮らしの方にもおすすめなので、是非とも一度、ご利用下さい!
詳しくは、「湯沸かし時間」と「電気代」のページをご参照下さい。
1時間あたりに掛かる電気代の目安をまとめます。
- 湯沸かしの場合の電気代…・・約27円
- 保温中の電気代…・・約4円
- 長時間連続保温の場合…・約7円
湯沸かしと保温とで金額が異なること、保温の中でも短時間と長時間の場合で金額が異なる事に、注意しておきましょう。
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・詳細④-風呂バンスの安全性は大丈夫? 利用の際の注意事項は?
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